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士は己を知るもののために死す
2005 / 05 / 16 ( Mon )
名将に学ぶ人間学
著者:童門冬二
お勧め度 ★★★☆☆

この本の著者の別著書「男の器量」よりは、物足りなさがありましたが、なかなか面白い本でした。
ただ、取り上げられるエピソードの1/3位は「男の器量」と同じだったような気がします。
しかし、さすがです。組織についての教訓は実際に体験しないと気がつかないような事が書かれています。


たとえば、
『「この次」ほどアテにならないものはない』という組織での卑怯な部下管理の武器についての教訓
なんて、とても納得がいきました。

この教訓については、本文に以下のような事が書いてありました。

===== 本文より抽出 =====
「この次は、このポストに就けてやる」、「希望を言ってみろ、必ずかなえてやるから」とか言うのだ。
そして、それがうまくいかないと、「いやぁ、ごめんごめん。いい線まで行ったんだが、土壇場であの野郎が反対してね」と、自分の努力不足を他人のせいにし、さらに、「その代わり、この次はなんとかするから、我慢してくれよな」となだめる。
常套手段であって、こういう上役の「この次」ほど当てにならないものはない。
だいたい、人事の”約束手形”で部下を釣っていくなど、情けない上役だ。
評価できる部下がいたら、黙ってその部下を出世させればいい。・・・・・・
こういう手合いは、どうせ出す手形も一枚ではないのだから、結局は”不渡り”をたくさん出すことになる。
あと始末が大変だ。そこで、他人のせいにする。
===== 抽出ここまで =====

確かに私のいままでのサラリーマン生活の中でこういう方いました。こういう方は本当に、無力であるにもかかわらず、いかにも自分には実力があるみたいな振りが上手く、最初は私も騙されました。。。。
成功は自分のもの、失敗は他人(部下)のせいというスタンスの方です。
まーそういう人が多い会社だったのですが^^;

私は、人事については、この本に書かれていた、『池田光政の「能力が同じなら、コネのない者を採る」名人事』を参考にしていきたいと思います。



それから、次の部分は面白かった上に勉強になりました。

===== 本文より抽出 =====
人事異動がすむと、必ず奇異な現象が起こる。それは、際立って出世した人間の人事を、「あれは俺がやった」と主張する人間が、たくさん出てくることだ。
その人間には、前々から入れ込んでいる親分がいて、今度の人事は、明らかにその親分の力によるものだと主張する人間が出現する。それも、何人も出てくる。・・・・・
こういうとき、出世させてもらった人間はどうすればいいのだろうか?
結論から先に言えば、そういう主張はすべて正しい。挨拶に行くべきである。少なくとも、反対はしなかったのだろうから。
ピョコピョコ頭を下げて歩いても、別に頭が減るわけでもなんでもない。これから先のこともある。
そして、事実、一人の人間の出世は、多くの先輩の支持によって実現する。・・・・・
===== 抽出ここまで =====

ここ読んだ時、あーなんて人間ってアサマシイというか低俗な生き物なんだろうか・・・・と思ってしまったと同時に出世した側の対応方法については、大変勉強になりました。

ただ、こういう事を言わないとわからない人、気がつかない人が多いというのも事実だと思います。
なので、「俺がやった」と言わないと気がついてくれないんですよね^^;
それどころか、足を引っ張る人ほど、こういう主張は上手かったりして、持っていかれちゃうんですよね。。。。orz
人を見る目や現場を見る目が無い人は、私も含めて本当に多いというよりは、こういう鋭い目を持つ人ってほとんど居ないこの世の中では、ある程度主張する事も必要なのかもしれないとも思ってしまいます。



それから二代将軍徳川秀忠とその部下の野間との間の以下のエピソード、すごく感動しました。

===== 本文より抽出 =====
野間を秀忠はある調査に出したことがある。戻ってきた野間は、三日三晩、眠らずに秀忠に報告した。秀忠もまた、眠らずに聞いた。
周りが心配して、「少しはお休みください」と言ったが、きかない。しかたがないので、「野間は旅から戻ったばかりです。少し休ませてやらないと、身体が参ってしまいます」と言った。
秀忠は首を振った。
「違うな、逆だ」
・・・・・
「野間は律儀な男だ。融通がきかない。いま休ませても、この男にとっては決して休みにならない」
・・・・
「私に報告をすますまでは、いつ呼び出しがあるかと、それこそ夜も眠らずに待機しているからだ。そんなヘビの生殺しのような状態に野間を置いておけば、彼はよけいに疲れ、本当に参ってしまう。だから、私も寝ないで、いま全部聞いてしまうのだ」
・・・
「違うか?野間」と言った。
野間は、はっと平伏した。そして、わずかに「御意」と答えた。・・・・・平伏した彼の肩が、また小刻みに震えていた。
===== 抽出ここまで =====

こんな事、こんな秀忠みたいな人に出会えたら、もーそれこそ、あなたの為に死にますってなっちゃいますよね^^
「士は己を知るもののために死す」そういう人に出会えたらとも、そういう事を他人から思われる人物になれたらとも思います。


大変面白かったです。ただ、使うエピソードは他の著書とかぶらないようにしてほしかったです。


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